【対象年齢:1歳半〜】

ひげなしゴゲジャバル

堀口忠彦絵

菊池之枝詩

日本放送出版協会 1977年


ひげなしゴゲジャバルをご存知でしょうか。今から40年以上前に「NHKみんなのうた」で放送されたアニメが、当時はこうして絵本になって売っていました。私のお気に入りの絵本が今でも何冊か手元に残っていますので、すでに絶版モノではありますがその素晴らしさを世に伝えるために紹介したいと思います。

 

「みんなのうた」なので中に書いてあるのは歌詞です。ページの最後に楽譜がついているので音源が失われた現在でも楽譜が読めれば歌うことができます。

 

数あるみんなのうたの中でも、ゴゲジャバルはお気に入り中のお気に入りでした。まずなんといってもイラストがいい。ぽやんとした猫の表情、色使い、世界観に魅了しました。

 

いたずら小僧にひげを切られた猫が主人公です。本人はさして気にしているようには見えないのですが、周りが黙っていません。なんとかしてひげを元通りに生やしてやろうとあの手この手を使います。最後は神頼みです。そんなに祭り立てられる猫ですが、やっぱり本人は最後までのほほんとしています。なんでしょうこの対比は。歌も軽快でとても覚えやすいため今でもそらで歌うことができます。

 

子どもに歌ってやると大変人気がでます。名作は時代を超えるのです。

みんなのうたは現代でも続いているようですが、ぜひリバイバルで復活してほしいものです。その時は昔のままでお願いします。