
昨日の日曜日、朝会のコンテンツである読書会も行いました。コロナ騒動でだれも来ないのではないかと橘さんが怒涛の5冊。
・天才を殺す凡人
・「働く」ことについての本当に大切なこと
・味の素「残業ゼロ」改革
・amazon
・内向的な人のためのスタンフォード流ピンポイント人脈術
数が多くて一冊ずつの詳細ははぶくが、相変わらずビジネス書好きの橘さんらしいセレクションだ。ぼくはこの手の本はほとんどよまないので、世の中でなにが流行っているのかを知るいい機会になっている。amazonの話で、買い物はよく利用するけど、amazonで働くことになんの魅力も感じないとぼくがいったら、SE的には魅力があるとの回答がSEを生業としている参加者からあがりました。立場が変われば見方も変わります。
橘さん的には「働く〜」が一番のおすすめとのことでした。
永井は2冊。
・ワインがわかる
・孤島の鬼
ワインジャーナリストというとパーカーが圧倒的に有名ですが、ぼくはマット・クレイマーが好きです。いわゆるワインの都市伝説みたいなものを科学的に検証している点に好感が持てます。曰くコルクを通してワインは呼吸をするとか、セラーは適切な湿度を保つ必要があるとか、ともすれば今でも信じているひとが多そうなことを一刀両断します。孤島の鬼は江戸川乱歩の長編小説で、大人も子どもも楽しめるホラー探偵小説です。
本日初参加のFさんからは
・データの見えざる手
効率よく集中力をあげて仕事をしたいひとは適度に体を動かしたほうがいいというのが統計データで示されているそうです。テレワークで籠りがちなひとはときおり運動をはさみましょう。この本には橘さんが食いついていました。出会いがありましたね!
つづいて青柳さんは
・父が消えた
著者の尾辻克彦というのは赤瀬川原平のペンネームだそう。自分の話をもとにした短編小説で、父と子の関係を描いているとか。これを読んで父と自分、自分と息子について考えることがあったそうです。思いを馳せることができる小説っていいですよね。
最後は木下さんから3冊。
・ホント八百
・屍人荘の殺人
・すべてがFになる
「ホント八百」はなんと木下さんのご親戚の方が書いた本ということで、内容よりもそちらの関係のほうに話が盛り上がりました。著者の叔父は非常に個性的で面白い方だそうです。「屍人荘の殺人」はゾンビミステリという新しいミステリの世界を描いている秀作だとか。「すべてがFになる」は理系なら楽しめる作品とのこと。
今回もバラエティに富んだ本が集まりました。
ではまた来月!
