
息子と葛西臨海公園まで自転車で行こうという約束になっていたので早起きをすると息子が頭が痛いという。
ほとんど風邪をひかない息子が体の不調を訴えるので心配になる。と同時にあまり痛そうにしていないのもまた気になる。頭が痛いのなら寝ていなさいというと素直に寝ているといってベッドに戻る。自分たちの朝食を終わらせてベッドで添い寝をしてやると嬉しそうにしている。横になっているだけで寝るつもりがなく頭が痛いのと聞けばうんと返事をするがよくわからない。
しかし、頭痛がするかどうかというのはどっちでもいいことなのだ。本当に頭が痛いのであっても、嘘をついているにしても、息子が親に対して言葉にならないなにかを発信していることには違いないからだ。ぼくは息子はたぶん甘えたいんだなと思った。最近急激にお兄ちゃんになって少しお兄ちゃん疲れをしたんだろうと思った。一緒に横になって喋っているうちにだんだんと元気になって、妻がフルーツを切ったというと起き上がってきた。それから残しておいた朝食も平らげてすっかりいつもの息子くんに戻っていた。
いつもより遅めの天祖神社参りを済まし、午前と午後にめいっぱい公園で遊んで20時には就寝。えらいえらい。いつもどんなことにも全力疾走の息子だから彼なりに頑張っているんだな。健気なヤツめ。
でも歯ブラシでトミカを磨き出したときには怒鳴ったけどね。ま、それもいつもどおりさ。