
本文とは関係のない飾りの写真です。
2歳の娘ちゃんはイヤイヤ期の真っ只中であるが、イヤイヤ期というのはいうなればワガママ期である。自分の思い通りにことが運ばないのに我慢ができないから泣いて叫んでわめいてなんとしてでも要求を通そうとする。
さて、そんなわがままプリンセスっぷりを発揮している娘は食事時だってしたいことは何でもする。ぼくの椅子にきてはんぶんずっこんと言って占拠した件は以前日記に書いたことがあるが、結局ぼくは椅子をとられて座るところがなくなったのでテーブルの反対側に座ろうとした。
すると、娘は「おとーさんはんぶんずっこん!」といって隣にくるよう要求する。でも椅子がないよ…。ないならば持ってこい。それが娘の真の要求だった。4人がけのテーブルの長辺にベビーチェアとぼくの椅子が並んでいる。今娘がぼくの椅子に座っているわけだ。その隣に椅子を持ってくるとどうなるか。
ベビーチェア側には置けないので必然的に反対隣に並べることになる。またうるさいことに二つの椅子がぴったりとくっついていないといけないのだ。そうやって椅子を置くと……、置いた椅子の前にはテーブルがない!
そう、ぼくが座る眼の前にはテーブルがないんですよ。ただ椅子が不自然にあるのです。そしてぼくはそこへ座らされて娘は満足げに食事をするのです。これってパワハラ、虐待、イジメですよ!ぼくはテーブルがないものだから斜めに手を伸ばして食事をします。状況によってはこんなに惨めなことはありません。お父さんテーブルがないよと言ってもこれ食べたーいといって口を開けて待っています。あっ、これはあからさまな無視ではありませんか!ヒドイッ。
というわけで来る日も来る日もエアテーブルの日々が続いているのである。しかしこういうことは永遠に続くことはなく飽きれば自然と解消されるのだ。あ〜あ、はやく飽きてくんねえかなあと思うと同時にべたべたしてくる娘ちゃんがかわいくもあるのだった。子育てはアンビバ(略)。