· 

豹変する女

お父さんめっちゃめっちゃ大嫌いッ!!!

 

お父さんと一緒に寝ると言って文字通り額を寄せ合い、ぽんぽんしてという要求のままに胸をポンポンしてやり(どうして子どもは胸や背中をポンポンすると眠れるのでしょう?大人だったらそんなことされたら絶対に眠れないのに)、歌を唄ってと言われればリクエストの曲を披露してやり、いつの間にか寝息をたてて眠った娘。

 

あんなにお父さん大好きちゅっちゅるちゅっちゅっちゅーの関係だったのに、朝を迎えるとまるで別人のように豹変する。昨日の自分と今日の自分は同じではないと言ったのは養老先生だが、それにしてもこの変わり様。

 

あっち行ってっ!お父さん大っ嫌いっ!

 

そして冒頭のセリフである。さらに弧を描いて三日月蹴りが飛んでくる。続けざまにバックブローパンチの連打だ。酷い。酷すぎる。しかしどんなに暴言を吐いても声がかわいいから全部許す。それにしても娘の寝起きが悪い。まったくもって3歳を謳歌している。イヤイヤ期を全身で楽しんでいるとしか思えない。まあいいさ。それもこれも3歳までだからなっ!(たぶん…)