
小さい子いる家あるあるだろうか。
膝がやたらに擦り切れるのである。ぼくは極端に洋服が少ないこともあるが、
ついに頑丈なジーンズの膝に穴が空きそうだ。
子どもたちが小さいとなにかと地面や床に膝をつくのである。
汚れるのが嫌な人はしゃがむのかもしれないが、ぼくはうんこ座りが苦手で
いつも片足の膝をついてかがむのである。それからうんこ座りをしていると不意打ちで
後ろから飛び乗られたときに後ろにひっくり返ってしまう。一人っ子ではわからない
かもしれないが、二人いるとそういうことが多々あるのだ。だから片足の膝をついて
まるで王子様がシンデレラに靴を履かせるようにしている姿勢が一番安定するのである。
そうするとどうなるか。膝に穴があくのである。ジーンズなどは多少空いたところで
それもファッションのうちと言えるかもしれないが、それ以外はただただみすぼらしい
だけである。最初のうちは色が膝だけ薄くなっていってこの時点でかなりみすぼらしい。
さらに穴があいてユニクロの極暖ヒートテックタイツが覗いたりしたら
ぼくちゃんはずかちー!もう街を歩けませんとなる。
困ったものである。
しかし困った困ったと言っていてもヤンキー座りはできないので仕方なく今日もぼくは
膝をつくのであった。